• 連続した問い,一貫した環境学習活動の展開
    (海から川へ、そして森林へ)
  • 郷土の自然を守ろうとするための活動意欲
  • 関連教科の理解を助ける基本的体験
  • 周りの人や自然への感謝の気持ち
  • 環境保全を意識しながら広い視野で物事を見る目
  • 熱心な指導者、協力者(人材)の確保
・ 海から川へ、そして森林へと、連続した課題意識で、一貫した環境学習が展開でき、さまざまな体験活動が実施できた。
・ ふるさとの海や川や里山の自然を守っていこうという意欲が高まってきた。地元での実践意欲を育てることが大切だと思っている。
・ これまで実施してきた様々な体験活動によって、国語科だけではなく理科や社会科など、関連教科の理解を助ける基本的な体験が数多く含まれており、教科の学習につながった。
・ 工石山で雷雨に会い、自然の厳しさを体感することで、自然の偉大さすばらしさを実感した。
・ 児童は数々の活動は必ず誰かのお世話になっていることはよく知っており、手紙などにこめて、自然な形で感謝の気持ちを表すことができていた。
・ 年間通して海、川、山と環境学習をしてきたことで、何事に対しても環境保全を意識しながら広い視野で物事を見ることができるようになっている。
・ 指導者やこのような取り組みを定着させることは、体験活動が特別なものではなく、すんなりととりいれるために大切なことで、今後の学校にとって大きな財産だと考えている。

  • 主体的な学び、課題解決能力育成のための支援のあり方
  • 天候の急変に対する備え
  • 交流先の選定について
 今後の課題は、評価のところでもふれたが、主体的に進んで学び、課題を発見し、よりよく解決するために追求していく態度と能力を育てるためにどのように支援していけばよいか研究していきたい。
 後の二つは問題ということではありませんが、気をつけたいということで上げている。野外の体験活動の際は天候の問題が必ずある。今回、雷雨の中、山道を降りることになり心配をしたが、朝もやの中登山を始め、遠くで雷の音を聞きながら土砂降りの中山道を歩いたことは忘れられない体験になった。雨具も準備していたので問題はなかったと思うが、山の天気は予想しにくく、十分な対策を採っておくことが必要であると思った。
 交流先については、本校は海辺に近いことから、山間部の学校と交流できて大変有意義だったと思っているが、交流先にとっても有意義だったと思ってもらえたら幸いである。

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